辰巳和正 | Kazumasa Tatsumi

Scholar Consult  代表取締役

たちスコラ・コンサルトは1986年の創業以来、企業の組織変革を生業にここまで歩んできました。組織変革ですから「ある組織状態A」から「ある組織状態B」へ変えるアプローチを30年余りずっとやってきたことになります。ご想像の通り、組織状態Aはクライアントの数だけあります。しかし、組織状態B、ある意味で我々が理想とする”北極星”は創業時からずっと変わっていません。

 

企業組織において「もっとこう在りたい」「現状を変えたい」「まだまだやれるはず」こういった意思あるささやかな変革者たちが、現実の壁に圧迫され、空気に黙殺され、あきらめてしまっている。そんなシーンなぞ存在しない組織、つまり、”あきらめなくていい組織”。もっと大きな組織体で言うと” あきらめなくていい社会”。それこそ、スコラ・コンサルトがこれまでもこれからも追い求め続ける”B”なのです。

 

「あきらめたくない人が、あきらめなくていい組織。現状を更新することをあきらめなくていい社会。」

ひとつでも多くの組織をBに。究極的には社会をBに。意思ある人の眼前に、道をつくりたい。

そのために私たちは活動しています。

 

実は”あきらない組織”が持つ特徴、共通して持っている組織観があります。逆も然り、状態Aの組織の多くに染み付いてしまっている組織観もあります。機械論的組織観と生命論的組織観という2つの組織観です。

 

状態Aの多くは、機械論的組織観。会社を大きな機械装置のように見立てます。そのメタファーで言えば、構成員は代替可能な部品であり、指示命令系統をいかにスムーズに順守するかということが大切にされます。少し意地悪な言い方をしてしまいましたが、強い企業組織でもありますし、「効率性」を限りなく高めることができます。タイミング次第、組織のミッション次第では大変有効な組織観です。しかし、往々にしてひとつのパラダイムが終わったとき、変化を迫られたときに弱い。あきらめる空気が蔓延してしまう。いま、機械論の勢力は相変わらず強いままです。でも、変化の加速する時代は組織に柔軟性を強いています。自由な社風と唄うけれども実はトップの意向でしか事が動かない・・・そんな”組織で考える機会が奪われている”状態が横行しています。

 

だからこそ私たちは状態Bの持つ生命論的組織観を、クライアント企業に深く埋め込み組織の生命を輝かせることを使命としています。仲間の違いを受け入れ、意見に耳を傾け、共に語らい、変化を喜びとし、なによりも「創造性」をかけがえのない組織アセットとして大切にされる価値観です。有機的に結びつく生命体、或いはエコシステム(生態系)をイメージしてもらえればと思います。機械論、生命論どっちが正解とか有効とかそういう話では決してありません。極端な話をしているつもりもありません。現実論としてバランスをとることが必要なときだってあります。それでも、私たちは生命論的組織観を持ち”あきらめない組織”へと変質を遂げたい企業やチームを支援するといったスタンスを貫いてきました。これからもそうしてゆくつもりです。なぜなら、そういう組織が増えることが、働くひとりひとり、総和としての社会がゆたかになる道だと確信しているからです。

 

機械論的組織観を持つ組織が、生命論へと転換を果たすための鍵。それはコミュニケーションです。組織内に流れるコミュニケーションの質的転換をする必要があります。ディベートのように叩き合ったり誰が言ったかなどの権威で”正しさ”が変わったりする専制的なコミュニケーションから、双方向で気楽にまじめに弁証法的な対話ができる民主的コミュニケーションができる組織への進化。当然容易なことではありません。「あの手この手」で「AからBへ」を実現しなければなりません。変質を成し遂げたとしても、油断をするとすぐに先祖返りが起きます。指示命令に従う、支配的なコミュニケーションは原始的なものです。逆説的に聞こえるかもしれませんが、状態Aのほうが人は楽で快適だったりします。Bの状態は非常につらい。ある意味の自由闊達というのは軸の定まっていない人や組織にとってはとても苦しいことであったりします。意思をもって、民主的なコミュニケーションの質を高める努力を続けなければなりません。ですから、「AからBへ」を成し遂げたあとも、それを定着させるためにやっぱり「あの手この手」を駆使して必死に状態Bを守らなければなりません。

 

前置きが長くなりました。スコラがテクノロジーと歩き始めた理由はなにか?それはまさに「AからBへ」を実現し定着させる「あの手この手」の部分にあります。「あの手この手」の部分、実はこれはスコラ・コンサルトの誇りでもあるプロセスデザイナー(※弊社ではコンサルタントではなくプロセスデザイナーと呼びます)のクラフトマンシップ(職人芸)に依っていました。途方もない経験と努力、そして暗黙知のなせる技でした。職人技で無事組織変革が成功すれば、多くのクライアントは喜んでくれました。しかし、私たちはこのままではいけない。ひとつでも多くの組織を。少しでも大きいインパクトを。そして果てには社会を。そういう約束で、多くのみなさんと信頼関係を結んでここまできました。その期待と信頼に応えていくためにも、私たちはさらに歩を前に進めなければならない。熟考の末、旅のパートナーとしてテクノロジーを選びました。

 

クラフトマンシップというアナログの境地にテクノロジーという光をあて、コミュニケーションの秘密を解き明かそう。秘密を解いた暁には、みなにそれを還元しよう。スコラの技術をもっと身近に感じてもらおう。もっと確実に、もっとクイックに、もっと深いインパクトを組織に与え進化を促そう。

 

そう考えています。スコラがテクノロジーと歩む理由です。

 

今回のDIA diverはその一歩。AIの力を借りることにしました。

スコラの従来のサービスより、きっと多くの組織に届けられる可能性を持っています。

そこで得られたナレッジを、AIと協働作業で社会にシェアしていける可能性も持っています。

創造性にあふれた組織。共創の生まれる社会。一人ひとりがあきらめなくていい世界。

その実現のために、一歩ずつ、できれば多くの同志と共に、歩いてゆくつもりです。

スコラがテクノロジーと歩きはじめた理由

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